SAA / ドメイン1 セキュアなアーキテクチャの設計
AWS Directory Service
は、Microsoft (AD)を AWS のワークロードや AWS サービスから利用するためのサービス群です。SAA では、AWS 上に実体のある AD が必要か、既存 AD へのプロキシ接続でよいか、軽量な互換ディレクトリでよいかを判断します。
概要
ディレクトリにはユーザー、グループ、コンピュータなどの情報を保存します。Windows ドメイン参加、統合認証、グループポリシー、対応 AWS サービスの認証基盤として利用します。
主要技術
①AWS Managed Microsoft AD ⚠️ 頻出
AWS が管理する実際の Microsoft です。AD の信頼関係、グループポリシー、Windows ワークロード、AD 対応アプリケーションが必要な場合に選びます。 AD と信頼関係を構成できます。
②AD Connector
Connector は、AWS から既存 AD へ認証要求を転送するプロキシです。ユーザー情報を AWS 側へ複製せず、既存 AD を引き続き管理します。
③Simple AD
Simple は Samba ベースのマネージドディレクトリです。基本的な AD 互換機能を低コストで利用したい場合に向きますが、Microsoft AD の高度な機能が必要な要件には適しません。他のドメインとの信頼関係は結べないため、 AD との信頼関係が必要なら AWS Managed Microsoft AD を選びます。
④可用性と接続
ディレクトリのユーザーに、 の資格情報で へサインインさせることもできます。
ディレクトリにアクセス URL (https://<名前>.awsapps.com/console/) を作ってコンソールアクセスを有効にし、AD のユーザーやグループへ ロールを割り当てると、サインインしたユーザーはそのロールの一時的な権限で操作します。
既定ではコンソールアクセスは無効で、ロールを割り当てていないユーザーは AWS リソースへアクセスできません。
コンソールアクセスは単位の機能です。複数のアカウントへのアクセスをまとめて管理するなら、ディレクトリを のアイデンティティソースにします。
ディレクトリは複数へ配置し、 とネットワーク到達性を確保します。 AD と連携する場合は または 、適切な DNS 名前解決とファイアウォール設定が必要です。
試験対策
| 要件 | 選ぶ方式 |
|---|---|
| AWS 上で完全な Microsoft 機能が必要 | AWS Managed Microsoft AD |
| 既存 AD をそのまま認証に利用 | AD Connector |
| 小規模で基本的な AD 互換機能 | Simple AD |
| 複数 AWS アカウントへの従業員アクセス | と連携 |
AD Connector はディレクトリ本体を AWS に作るサービスではありません。「既存 AD を保持し、AWS アプリケーションから認証だけ転送」が判断軸です。