AIF / ドメイン2 生成AIの基礎
AIワークロードの実行基盤
モデルの学習とには計算資源が必要です。 AIF-C01では、AWSが用意している専用のチップとインスタンスの役割、そして実行基盤の選び方が問われます。
概要
AIの計算には、学習とで求められる性質が違います。 学習は短期間に大きな計算力を必要とし、推論は1件あたりの応答速度と単価が重要になります。
| 用途 | 代表的な選択肢 | 判断ポイント |
|---|---|---|
| 学習 | インスタンス、AWS Trainium搭載インスタンス | 大規模な学習の性能とコスト |
| 推論 | AWS Inferentia搭載インスタンス、GPU、 | 応答速度と1件あたりのコスト |
| の利用 | 計算資源を意識せず使えます。 |
主要技術
①AWS TrainiumとAWS Inferentia ⚠️ 頻出
AWSが設計した向けの専用チップです。
| チップ | 用途 | 特徴 |
|---|---|---|
| AWS Trainium | 学習 | 大規模な学習のコスト効率を高めます。 |
| AWS Inferentia | 推論のコストと消費電力を抑えます。 |
⚠️ 頻出: 名前で役割を判断します。Trainiumはtrain (学習) 、Inferentiaはinference (推論) です。
Point
- Trainium は train(訓練する) から、Inferentia は inference(推論) から作られた名前です。
- 学習 = Trainium、推論 = Inferentia と対応させて覚えます。
- 和訳
- train: 訓練する、鍛える
- Weblio英和辞書「train」
②GPUとCPUの使い分け
| 種類 | 向く処理 |
|---|---|
| の学習、大きなモデルの | |
| 小さなモデルの推論、前処理、表形式データの学習 |
大きなモデルは記憶容量の大きい構成が必要になるため、インスタンスの選定では計算力と搭載メモリーの両方を見ます。
③コンテナとサーバーレス
| 実行基盤 | 役割 |
|---|---|
| の | の運用機能が組み込みで使えます。 |
| 、 | 自分でとして推論を動かします。 |
| 軽量な前処理や小さなモデルの推論に使います。 | |
| の推論を計算資源の管理なしで使えます。 |
⚠️ 頻出: 「インフラ管理を避けたい」ならBedrockやSageMaker AIのマネージド機能を選びます。ECSやEKSは自分で運用する前提です。
④ストレージとデータの置き場所
| サービス | 用途 |
|---|---|
| 、モデルの成果物、生成物の保管 | |
| 、 | 学習中に共有ファイルとして高速に読み書きする場合 |
学習データはS3に置き、学習ジョブが読み出す構成が基本です。
試験対策
①選択基準
| 問題文のキーワード | 選ぶもの |
|---|---|
| 大規模な学習のコストを下げたい | AWS Trainium搭載インスタンス |
| のコストと電力を下げたい | AWS Inferentia搭載インスタンス |
| 計算資源の管理をしたくない | |
| 推論の運用機能をまとめて使いたい | の |
| の保管先 |
②よくある誤答
- TrainiumとInferentiaの役割を入れ替えて覚えること。
- の利用にインスタンスの選定が必要と考えること。では不要です。
- に常にGPUが必要と考えること。小さなモデルではで足りる場合があります。