AIF / ドメイン1 AIとMLの基礎
Amazon Fraud Detector
Amazon Fraud Detectorは、オンラインでの不正行為を検知するモデルを作れるです。 不正な新規登録、不正な支払い、アカウントの乗っ取りなどの検知に使います。
なお、Amazon Fraud Detectorは2025年11月7日から新規の利用者を受け付けておらず、同様の機能には、AutoGluon、が案内されています。既存の利用者は引き続き使えます。新しく不正検知を作るなら、SageMaker AIで不正の実績ラベルからを学習するか、ラベルが少なければのモデルを使います。 現在のAIF-C01の対象サービスの一覧にもありません。不正検出は、の代表的な用途 (分類や異常検知) として理解しておきます。
概要
過去の取引データと不正の実績ラベルを渡すと、不正の可能性を点数として返すモデルが作られます。 検知の判断は、モデルの点数と自分で決めた規則を組み合わせて行います。
以前は、オンライン不正の検知という要件で選ぶサービスでした。いまから新しく作る構成では、この役割をで学習したモデルとアプリ側の業務ルールで組み立てます。
主要技術
①モデルの種類
| モデル | 用途 |
|---|---|
| オンライン不正の検知 | 新規登録や取引の不正を判定します。 |
| 取引の不正の検知 | 支払い取引の不正を判定します。 |
| アカウント乗っ取りの検知 | ログイン試行の異常を判定します。 |
②スコアとルールの組み合わせ
モデルは0から1000の範囲などの点数を返します。 その点数と、金額や国などの条件を組み合わせたルールで、承認、保留、拒否といった結果 (アウトカム) を決めます。
⚠️ 頻出: しきい値と業務ルールを分けて設計できる点が特徴です。モデルを作り直さずに運用方針を変えられます。
③他サービスとの使い分け
| やりたいこと | 選ぶサービス |
|---|---|
| 取引や新規登録の不正を新しく検知したい | (不正ラベルがあれば分類、少なければ) |
| 既存の不正検知をそのまま使い続けたい | Amazon Fraud Detector (既存の利用者のみ) |
| AWSアカウントへの脅威を検知したい | |
| 不正の疑いのある通信を遮断したい |
⚠️ 頻出: 利用者の取引の不正はのモデル (新しく作るならSageMaker AI)、AWS環境そのものへの脅威はGuardDutyです。
試験対策
①選択基準
| 問題文のキーワード | 選ぶもの |
|---|---|
| 偽アカウントの新規登録を防ぎたい | で学習した不正検知のモデル (ボットの通信の遮断は) |
| 支払い取引の不正を点数化したい | Amazon SageMaker AIののモデル |
| 判定のしきい値を業務側で調整したい | モデルの点数と業務ルールを分けて設計する |
| クラウド環境への不審な操作を検知したい |
②よくある誤答
- Fraud DetectorをAWS環境の脅威検知サービスと考えること。対象は業務のイベントです。
- 不正検知を新しく作る問題で、Fraud Detectorを選ぶこと。新規の受け付けは終わっています。
- 不正検知は規則だけで足りると考えること。不正の手口は変わるため、実績ラベルから学習するモデルと業務ルールを組み合わせます。