AIF / ドメイン4 責任あるAIのガイドライン
重要な内容
Amazon Bedrock Guardrails
() は、の入力と出力を検査して望まない内容を遮る機能です。 を実装で支える中心の機能として、AIF-C01で頻出します。
概要
は、利用者の入力とモデルの出力の両方を検査します。 での指示は守られないことがあるため、仕組みとして強制する層を置く考え方です。
試験では、「有害な出力を防ぎたい」「特定の話題に答えさせたくない」「を出させたくない」という要件で選びます。
主要技術
①検査できる内容 ⚠️ 頻出
| 機能 | 内容 |
|---|---|
| 有害カテゴリーのフィルター | 憎悪、侮辱、暴力、性的表現、不正行為などをしきい値付きで遮ります。 |
| 禁止話題 | 「投資助言はしない」のように話題を定義して拒否します。 |
| 語句のフィルター | 特定の単語や表現を遮ります。 |
| 機密情報のフィルター | を検出して隠ぺいまたは遮断します。 |
| 根拠の確認 | 与えた参照文書に基づかない回答を検出します。 |
| 攻撃の検出 | やの試行を検出します。 |
| 定めた規則との整合を検証します。 |
⚠️ 頻出: 「参照文書に根拠のない回答を弾きたい」という要件は根拠の確認 (の検査) です。対策の一つになります。
- 有害カテゴリーのフィルターは、カテゴリーごとに強さ (なし、低、中、高) を選び、入力と出力のそれぞれに適用できます。強くするほど遮る範囲が広がります。
- 禁止話題は、名前、定義、例文 (最大5つ) で話題を指定します。定義は話題の内容を簡潔かつ正確に書き、「〜以外のすべて」のような除外や否定の形にしません。定義が広すぎると、正当な質問まで遮ります。
- 競合他社の製品名のような特定の単語は、禁止話題ではなく語句のフィルターで指定します。禁止話題は文脈から話題を判定する機能で、個々の単語を捉える用途には向きません。語句のフィルターには、不適切な表現の一覧を使う設定もあります。
②適用の範囲
| 適用先 | 内容 |
|---|---|
| モデルの呼び出し | 直接のに適用します。 |
| 知識ベース | の回答にも適用します。 |
| エージェント | 手順の実行を伴う応答にも適用します。 |
| 他のモデル | 以外のモデルの入出力にも適用できます。 |
Bedrock以外のモデル (でホストしたモデルなど) では、ApplyGuardrail で任意の文章をに評価させます。を呼び出さずに、入力と出力をそれぞれ検査できます。
複数のガードレールを用途別に作り、アプリケーションごとに使い分けられます。
③設計上の考え方
| 観点 | 内容 |
|---|---|
| しきい値の調整 | 厳しすぎると正当な質問も遮り、緩すぎると危険を通します。 |
| 拒否メッセージ | 遮ったときに返す文言を用意します。 |
| 記録 | 遮断の発生を記録し、運用で見直します。 |
| 多層防御 | 、、権限、監視を重ねます。 |
⚠️ 頻出: ガードレールはプロンプトの代わりではありません。プロンプトで方針を示し、ガードレールで強制します。
④他の機能との違い
| 機能 | 役割 |
|---|---|
| の入出力の内容を制御します。 | |
| 誰がどのを呼べるかを制御します。 | |
| Webアプリケーションへの通信を制御します。 | |
| 指標の計算とSHAP | バイアスの測定と予測の説明を行います ( Clarifyは新規の受け付けを終えました)。 |
| テキストのや有害表現を検出します。 |
⚠️ 頻出: 権限の制御はIAM、通信の防御はWAF、生成内容の制御はです。
試験対策
①選択基準
| 問題文のキーワード | 選ぶもの |
|---|---|
| 有害な応答を防ぎたい | の有害カテゴリー |
| 特定の話題に答えさせたくない | ガードレールの禁止話題 |
| を出させたくない | ガードレールの機密情報フィルター |
| 参照文書に基づかない回答を弾きたい | ガードレールの根拠確認 |
| の試行を検出したい | ガードレールの攻撃検出 |
| の呼び出し権限を絞りたい |
②よくある誤答
- をネットワークの防御機能と考えること。生成内容の制御です。
- へ禁止事項を書けば十分と考えること。強制力が足りません。
- ガードレールでを測定できると考えること。測定はバイアス指標の計算です。