CLF / ドメイン3 クラウドテクノロジーとサービス
AWS Application Migration Service
概要
(MGN)は、や他クラウドのサーバーをほぼそのままAWSへ移行するリフト&シフト(リホスト)向けのサービスです。アプリケーションを改修せずにへ移すため、最小限のダウンタイムで大量のサーバーを移行できます。
2026年6月に、名前が AWS Transform MGN に変わりました。機能は同じで、試験ガイドでは AWS Application Migration Service の名前で載っています。
主要技術
① 継続的レプリケーション
移行元サーバーにエージェントを導入し、ディスクをブロックレベルでAWSへ継続的に複製します。移行元は稼働したまま移行準備を進められます。
② テストとカットオーバー
本番切り替えの前にテスト用インスタンスを起動して動作確認し、準備が整ったら短いダウンタイムで切り替え(カットオーバー)します。
③ リホスト後のモダナイゼーション
まず変更なしで移行し、その後にリプラットフォームやリファクタリングへ進む、移行の第一歩として位置付けられます。
④ 移行戦略(7R)
AWS は、アプリケーションごとに選ぶ移行の方針を7つの戦略(7R)に整理しています。 が自動化するのは、このうちリホストです。
| 戦略 | 中身 | 判断ポイント |
|---|---|---|
| リタイア(Retire) | 移行せずに廃止・します。 | 使われていない、業務上の価値がないシステムです。 |
| リテイン(Retain) | 移行せず、当面は今の環境に残します。 | 規制、依存関係、専用ハードウェアなどの理由で、まだ移せません。いずれ移す前提です。 |
| リホスト(Rehost) | アプリケーションを変えずに AWS へ移します(リフト&シフト)。 | 物理・仮想・他クラウドのサーバーを、期限までに大量に移します。 |
| リロケート(Relocate) | の仮想化基盤を、そのクラウド版へまとめて移します。 | 新しいハードウェアの購入、アプリケーションの書き直し、運用の変更が要りません。アーキテクチャに影響しないため、最も速く移せる戦略です。 |
| リパーチェス(Repurchase) | など別の製品に買い替えます。 | 自社で運用してきたシステムを、同等の製品の利用契約へ切り替えます。 |
| リプラットフォーム(Replatform) | 移すときに一部を最適化します。 | アプリケーションの作りは保ったまま、DB をへ置き換えるなどします。 |
| リファクタリング(Refactor / Re-architect) | クラウドネイティブな機能を活かすように作り変えます。 | 拡張性や開発の速さへの強い要求があります。7Rで最も複雑で費用がかかります。 |
大規模な移行では、移行中のリファクタリングは勧められていません。まずリホスト、リロケート、リプラットフォームで移し、移行が終わってからモダナイズします。
試験対策
① 選択基準
「サーバーを変更せずにAWSへ移行」「リフト&シフト」「リホスト」というキーワードでを選びます。
② DMSとの違い
サーバー全体(ごと)の移行は、データベースのデータ移行はです。